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住まいのチェックポイントその④|千葉県佐倉市の不動産|佐倉市で一戸建て・マンション・土地・中古住宅などの不動産購入なら
カテゴリ:センチュリー21コラム  / 投稿日付:2024/04/01 15:58

千葉県佐倉市に根差し、住まい探しをサポートしているセンチュリー21トクスイ不動産より、
「住まいのチェックポイント④ 地盤」というテーマでお話をいたします。

4回に渡り、お伝えをしている「住まいのチェックポイント」もこちらで最後のトピックスとなります。
佐倉市をはじめ、千葉県内で新しい住まいをお探しの皆様のお役に立てば幸いです。


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地盤
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皆さんが、土地のうえに建物を建築するとしたら「その土地が軟弱地盤ではないか?」という点が非常に重要なチェックポイントになりますよね。

軟弱地盤の何が怖いかというと、「不同沈下」が起きることです。
仮に地盤沈下で建物が下がったとしても、建物がバランスを保って均等に下がる分にはそこまで問題は生じません。

しかし、建物がバランスを崩して一部のみ不均等に下がる「不同沈下」が起きると、建物が傾いて、床が傾斜し、ひどい場合は日常生活にも支障がでることがあります。
さらに問題となるのが雨水の侵入です。建物が傾くことによって外壁や基礎にクラック(著しいひび割れ)が生じてしまい、そこから雨水が侵入し、建物内部に浸透しはじめると、建物の劣化が急速に進行します。
国交省のガイドラインなどによりますと、「6/1000以上」の傾斜が生じている状態を構造耐力上の安全性に問題がある可能性が高いものとしています。
6/1000とは、長さ1mに対して6mmの傾斜という意味です。
6/1000の傾斜というのは、少し注意して歩行すれば体感できるレベルです。


軟弱地盤の調査(地盤調査)は、新築や建替えの目的で土地を購入するときには実施をしています。
中古住宅やマンションの場合、実施された地盤調査の報告書を閲覧することが可能であれば、調査データを確認してみた方がよいでしょう。


一般にマンションなど大規模建築物においては、標準貫入試験(ボーリング調査)という地盤調査が行われます。
建物の支持杭を打設する固い地盤(支持層)の深さなどを調査するものです。
マンション管理組合が保管する設計図書には「ボーリング調査図(柱状図)」(標準貫入試験のデータ)が含まれています。
図面を閲覧すれば、マンションの地盤、支持層の深さ(杭の長さ)や地層などを確認することが出来ます。


戸建住宅など小規模建築物において最も広く採用されている地盤調査は「スウェーデン式サウンディング試験」です。
これは100kgのおもりの力でねじ状になった先端部を回転させながら押し込んで、そのときの半回転数を測定して地盤の固さを調べます。
ボーリング試験に比して安価で作業効率も良いので、広くハウスメーカーや工務店で採用されています。
測定結果は、地盤調査報告書(柱状図)に表示されます。
地盤調査による測定値は「N値」で表され、N値の大きいほうが固く締まった地盤になります。


地盤調査データは、不同沈下(建物が傾く)のリスクや、地盤の許容支持力(建物を支える力)を算出して、その地盤に合わせた対策を行う形で活用します。
軟弱地盤対策として、地盤の補強(地盤改良)や、その地盤に適した建物の基礎(布基礎・ベタ基礎・杭基礎など)が設計されます。

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いかがでしたでしょうか。
佐倉市密着の不動産会社である当社には、佐倉市と不動産購入に詳しいプロのアドバイザーが在籍しております。
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不動産購入をお考えの際は、センチュリー21 トクスイ不動産へ是非お越しください。

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